後々はフリーランスという道もある

Webデザイナーとして活動することを決意したら、年収や仕事内容、現場で求められるスキルなど気になることがたくさん出てくるのではないでしょうか。
もちろん、これらは基本情報であり、Webデザイナーとして一歩を踏み出す前にある程度の知識として頭に入れておく必要があります。自分が目指している世界について少しでも理解を深めておいた方が、現場で右往左往することはありません。

そうした基本情報を把握することに加え、将来的にWeb業界でどのような方向性を目指すのかもキャリアプランを考えておくといいでしょう。Webデザイナーは、専門職を目指す道と管理職を目指す道が選択できます。そのほかにも、勤め先である程度の実務経験を積み、Web業界で求められるスキルを習得できたら、独立してフリーランスになるという道も開けます。

フリーランスを目指す場合は、企業で勤めるよりも自由度が高いことが魅力でしょう。案件は決められたものではなく自分で獲得するため、得意領域のものを選択できます。そして、人間関係のしがらみが苦手という方は、自分の裁量で全てを決断し一人で好きなだけ好きな仕事をできるのも魅力だと言えるかもしれません。たしかに、収入が保障されていないため不安定だったり、案件を獲得する際の苦労があったりもしますが、フリーランスになることもメリットは大きく、今では多くの方が独立することを選択しています。
まだ先のことは考えていないという方も、早めにキャリアプランを練り、方向性と目標を定めることで遠回りすることなく着実に歩んでいけるのではないでしょうか。